
秋の七草
秋の七草をご存知ですか?
よく思い浮かべる「七草がゆ」に使われているのは春の七草です。
秋の七草は
薄(すすき・尾花のこと)
屑(くず)
撫子(なでしこ)
女郎花(おみなえし)
藤袴(ふじばかま)
桔梗(ききょう・朝顔のこと)
この七つです。
全て答えられましたか?
答えられなかった人、これから覚えたい人にわかりやすい覚え方を紹介します。
画像で覚える
語呂合わせも後で紹介しますが、
文字だけだとイメージしにくいのでまずは秋の七草の画像をそれぞれ見ていきましょう。
萩(はぎ)
花びらは赤紫色で蝶形。
垂れた枝に咲くので控えめな印象を受ける。
薄(すすき・尾花のこと)
高さが1~2mあり、葉が細長いのが特徴。
葛(くず)
紅紫色をした蝶形の花をたくさんつける。
裏に白い毛が生えている。
撫子(なでしこ)
花びらは細かい切れ込みが入っていて繊細な形をしている。
白・赤・ピンクがあり、それぞれ花言葉が違う。
女郎花(おみなえし)
黄色い小さな花が群がって咲く。
藤袴(ふじばかま)
白ベースで薄紫色の花が房状に咲いている。
桔梗(ききょう・朝顔のこと)
ベル型の花を咲かせる。
青紫色が多いが、ピンクや白もある。
語呂合わせで覚える
秋の七草の覚え方で有名な語呂合わせは
・お好きな服は?
・ハスキーなお袋
この二つです。
どちらも秋の七草の頭文字をとった語呂合わせです。
お好きな服は?
お:女郎花(おみなえし)
す:薄(すすき)
き:桔梗(ききょう)
な:撫子(なでしこ)
ふ:藤袴(ふじばかま)
く:葛(くず)
は:萩(はぎ)
ハスキーなお袋
は:萩(はぎ)
す:薄(すすき)
き:桔梗(ききょう)
な:撫子(なでしこ)
お:女郎花(おみなえし)
ふ:藤袴(ふじばかま)
く:葛(くず)
ろ:😁
他にも「花好きお服」や「沖縄救う」と言った語呂合わせもあります。
覚えやすいのを使ってください。
オリジナルを編み出すのもよいでしょう。
短歌(五・七・五・七・七)で覚える
こんな感じで、短歌のリズムで覚えると覚えやすいです。
語呂合わせと違って花の名前を丸ごとインプットできるのが強いですね。
新・秋の七草 覚え方
昭和10年に、秋の七草とは別で新しく「新・秋の七草」が選ばれました。
新・秋の七草
秋桜(コスモス)
彼岸花(ひがんばな)
赤まんま(あかまんま)
菊(きく)
おしろい花(おしろいばな)
秋海棠(しゅうかいどう)
語呂合わせ「恋(こひ)は足置き」
こ:コスモス
ひ:彼岸花(ヒガンバナ)
は:葉鶏頭(ハゲイトウ)
あ:赤まんま
し:秋海棠(しゅうかいどう)
お:おしろい花
き:菊(きく)
私がテキトーに考えて作りましたw
新・秋の七草はあまり認知されてないのか、有名な覚え方が出回っていません。
参考までに使って頂けると嬉しいです(笑)
春の七草 覚え方
「七草がゆ」に使われる春の七草の覚え方もご紹介します。
春の七草
薺(なずな)
御形(ごぎょう)
繁縷(はこべら)
仏の座(ほとけのざ)
菘(すずな)
蘿蔔(すずしろ)
短歌(五・七・五・七・七)で覚える
セリ・ナズナ ゴギョウ・ハコべラ ホトケノザ スズナ・スズシロ 春の七草
語呂合わせで覚える
世那(せな)はゴッホとすず2つが好き
せ:芹(せり)
な:薺(なずな)
は:繁縷(はこべら)
ご:御形(ごぎょう)
ほと:仏の座(ほとけのざ)
すず2つ:菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)
忘れずに覚えるために
エビングハウスの忘却曲線
記憶したことがどれだけ頭に残っているか時間と共に示した曲線があります。
このデータによると、
20分後には約40%忘れる
1時間後には約60%忘れる
24時間後には約70%忘れる
1ヵ月後には約80%忘れる
このように言われています。
ここで今覚えた語呂合わせも明日になったらほとんど忘れています。
繰り返すことで記憶は強化される
繰り返すことで記憶は強化されます。
「何度も復習する」ことが大切です。
復習のタイミングが重要
忘却曲線に基づくと
1回目:翌日
2回目:その1週間後
3回目:その2週間後
4回目:その1ヵ月後
5回目:その2ヵ月後
これが理想的な復習のタイミングと言われています。
「復習4回」で脳をダマすことができる
4回ほど復習すると「短期記憶」から「長期記憶」に切り替わっていきます。
何度も復習して脳をダマしましょう。
まとめ
「秋の七草」、「新・秋の七草」、「春の七草」の覚え方を紹介していきました。
覚えやすいものを使ってください。
咄嗟に聞かれた時にサッと答えられるとカッコいいですね(^ ^)