
紫外線は年々増加している
毎年とても暑い夏が続いており、記録的な暑さを更新し続けています。
気象庁によると紫外線も年々強くなっているようです。
皆さんは何月頃から紫外線対策を行っているでしょうか。
紫外線の多い時期、少ない時期をまとめていきます。
紫外線の多い時期
紫外線が強くなり始めるのは3月からです。
そこからどんどん強くなり、8月にピークを迎えます。
10月以降の時期は徐々に少なくなるため、紫外線が多い時期は3月から10月です。
4月〜9月の紫外線が年間の80%を占めており、夏の時期の紫外線対策がいかに重要かわかります。
紫外線の少ない時期
前述したように、紫外線が多い時期は3月から10月くらいで、それ以降は徐々に少なくなっていきます。
紫外線が最も少なくなるのは12月〜2月で、この時期の紫外線の強さは夏場の6分の1程度になります。
ですが、冬の時期でも油断してはいけません。
この時期は太陽の位置が低くなるので夏と比べて顔全体に広く当たってしまいます。
紫外線対策は年中行った方が良いです。
反射する紫外線に注意
毎年スキーに行く人は特に注意が必要です。
雪山は標高が高く、加えて雪からの照り返しで夏場に匹敵する量の紫外線を浴びることになります。
雪以外でも以下のものは照り返しに注意が必要です。
白い壁 1.2倍
アスファルト 1.1倍
芝生 1.1倍
※雪は1.8倍
紫外線の多い時間
時間別で見ると、紫外線は朝7時くらいから強くなり、10時〜14時頃にピークを迎えます。
夕方まで紫外線が弱くなることはないので、紫外線の多い時間は7時〜17時頃です。
ピークを迎える10時〜14時頃の紫外線が1日の約6割を占めています。
紫外線の少ない時間
朝7時前までの時間と夕方17時以降は紫外線が少ないです。
散歩やランニングする習慣がある人はこの時間を狙うと良いですね。
紫外線を浴びたくないからと言って引きこもってばかりいると体が弱っていくので、外に出て運動する時間も必要です。
天気ごとの紫外線
天気別で紫外線が強い順に並べるとこのようになります。
晴れ>快晴>曇り>雨
紫外線の量は晴れの日に対して曇りの日が70%、雨の日は20%になります。
確かに曇りや雨の日は晴れの日と比べて紫外線の量が少ないですが、天気が悪いからといって油断してはいけません。
UVBは一部雲で遮られますが、UVAは雲やガラスを貫通する性質があるため天気に関係なく紫外線は降り注いでいます。
また、快晴よりも晴れの方が紫外線が強くなることがあります。
雲のすき間の中で反射した光が紫外線を増幅させるのです。
どんな天気でもしっかり紫外線対策をしましょう。
紫外線は屋内まで入り込んでいる
UVAはガラスをすり抜けるので、窓際で70%、窓際を避けても10%は紫外線が入り込んでいます。
UVカットのカーテンを使用するなど屋内でも対策が必要です。
まとめ
・月別
紫外線が多い時期は3月から10月で、8月にピークを迎える。
・時間別
紫外線の多い時間は7時〜17時頃で、10時〜14時頃にピークを迎える。
・天気別
曇りの日は70%、雨の日は20%の紫外線が降り注ぐ。
・照り返し
雪は1.8倍、アスファルトは1.1倍の照り返しがある
・屋内
窓際では70%、窓際を避けても10%の紫外線が入り込む。