なぜ犬は飼い主が帰ってくるのがわかるの?テレパシーで帰宅を察知している!

犬は飼い主が帰ってくるのがわかる

犬には不思議がたくさんあります。

例えば、病気の兆候を教えてくれたり地震を予知できたりすることができると言われています。

人間にはない不思議な能力ですよね。

中でも不思議なのが、犬は飼い主が帰ってくるのを察知できるという説。

犬を飼っていて、飼い主の帰宅に合わせて玄関の前で出迎えてくれたことがあるという経験はありませんか?

犬はどのようにして飼い主の帰宅を察知しているのでしょうか。

実はこれ、明確には解明されておらず、様々な研究がされているんです。

犬が飼い主の帰宅を察知することができる理由として、これらの説があります

優れた嗅覚で察知している

犬の嗅覚が優れていることはご存知だと思います。

犬の嗅覚は人間の3000〜10000万倍と言われており、特定のニオイに関しては100万倍以上と言われています。

これがどれくらい凄いかというと、風の向きによっては800m先のニオイがわかるそうです。

この並外れた嗅覚で飼い主が近づいてくるのを察知しているということでしょうか。

しかし、飼い主が部屋や車など密閉された空間にいても帰宅を察知できるという事例があるため、この説は立証されていません。

優れた聴覚で察知している

犬が優れているのは嗅覚だけではありません。

聴覚も人間の4倍で、1km離れた音を聞くことができるといわれています。

これにより飼い主のエンジン音や足音を聴き分けて帰宅を察知するということでしょうか。

これについても、1km以上離れた場所でも飼い主の帰宅を察知できたという事例があるので根拠が薄いです。

習慣記憶説

犬の体内時計は人間よりもはるかに優れているといわれています。

犬が飼い主の行動パターンを記録し、飼い主の帰宅時間を予想しているというのが習慣記憶説です。

これについても、帰宅時間がバラバラな飼い主でも正確に帰宅を察知することができたという事例があるため立証できていません。

同居人の感情を読み取っている

同居人が帰宅時間を知っている場合、その人の行動の変化を見て帰宅を察知しているという説。

これについても、連絡なしで突然帰宅した場合でも帰りを察知することができたという反証事例があります。

テレパシー

テレパシーとは、五感を介さずにその人の心の内容が相手に伝わることです。

これによって遠く離れた飼い主の「帰ろう」という意志を感知しているという説。

胡散臭いと思われるかもしれませんが、実はこの説が一番有力です。

他の説は反証事例がたくさんあるため、消去法でテレパシーしか考えられないです。

まとめ

犬が飼い主の帰宅を察知できる理由として以下の説がある

優れた嗅覚で察知している説

優れた聴覚で察知している説

習慣記憶説

テレパシー説

帰宅方法も帰宅時間もバラバラなのにも関わらず、飼い主が帰るタイミングに合わせて玄関で待つ事例がたくさんあるため、いずれの説も根拠が不十分です。

そのため、消去法でテレパシーで察知しているという説が一番有力です。

とても不思議で興味深いですね。